丁寧に暮らすこと。ハンドメイドと暮らすこと。こんばんは。涼しくなって食欲の増しているCHINOCOです。先日、友人にご飯の盛り付けを誉めてもらいました(* ´ ▽ ` *)Instagramなどでおしゃれな方をみかけたら真似をし、ちょっとずつ練習をしていたのでとても嬉しかったです。実は元々料理と食べることは好きなのですが、後片付けが嫌いで、学生時代はご飯をタッパーのままレンジで温めて食べる生活をしていました。早いし洗い物も少なくて便利。一人暮らしでは一回の炊飯で食べきるのは困難なので、たくさん炊いて一食ずつタッパーで冷凍しています。現在も同じように小分けにして冷凍していますが、一度お茶碗によそってから食べるようになりました。変えた理由はその方が美味しく、食事の時間を充実したものに出来るから。盛り付けたことで見た目が綺麗になることはもちろん、ぎゅっと型に押し込められるタッパーのご飯よりもふんわりと優しい味のするご飯。一度器を移しかえる手間は、食材の食感や香りも変えると気がついたのです。些細なことですが、これをきっかけに丁寧に暮らす事に憧れるようになりました。せっかく盛り付けるならよりいっそう食事が楽しくなるものを。と100均の器ではなく自分好みの器を少しずつ揃えてみる。彩りにハーブを添えてみる。ほんの少しの事で、毎日が楽しく充実する。これが私なりの丁寧な暮らし。お客様が「一度良いものを使うと目が肥えていく。手作りの良さを知ると安物には戻れない」とおっしゃることが度々あります。確かに、作家さんが様々な工夫や思いを込めて手間をかけて生み出した作品を日常的に使うと、その都度背筋が伸びる気がします。やる気が出ない日に手作りのアクセサリーをつけて自分のテンションをあげたり、料理が面倒なときに手作りの器を出してみたり。これを使うならきちんとしたい。そんな風に思えるものが"良いもの"なのかもしれません。丁寧に暮らすこと=ハンドメイドと暮らすこと。少しずつそんな暮らしが出来ればと思います。写真は当店の委託作家 大槻かなこさんの豆皿。暮らしのイラストが素敵♪2017.09.05 12:10
城端ってどんなとこ?おはようございます。アトリエCHINOCOです。当店のある富山県南砺市城端。城端…読めますか?私は読めませんでした。しろはし?じょうたん?答えは"じょうはな"読めませんよねぇ。お客様でも読めない方が多いようで、たまに雑誌などに掲載していただくとお問い合わせを頂きます。『お宅にうかがいたいのだけど、どのあたり?しろ…はな?って行ったことないのよ』富山県内にお住まいの方でもそうおっしゃるのですから県外出身の私が読めるわけありません。そしてこのブログを読んでくださっているあなたも、もしかしたら読めない。と感じていたかもしれません。CHINOCO=ちのこと読みます。の自己紹介記事の時に、城端=じょうはなと読みます。と入れておけば良かったなぁ。と小さな後悔をして今日は【城端】の話をしたいと思います。どこにあるの?日本地図を見ると、富山県の左の下のあたり。石川県と岐阜県の県境に近い場所です。地理が苦手な私は、高校生の頃は富山県がどこにあるかピンとこず(笑)能登半島の下のあたりと覚えていましたが、正にそのあたりです。富山県の方ごめんなさいm(_ _)m県境なので山に囲まれた緑豊かな場所です。本当に山が近くて、ぽこぽことした木々の盛り上がった形が目で見える距離。と言えば想像できるでしょうか?近隣の有名な観光地と言えば、世界遺産の五箇山(相倉集落)まで車で30分新幹線で話題の金沢市まで車で40分飛騨高山の高山市まで車で1時間以外と富山市内にでるよりも、金沢市の方が近い立地なんです。この話をすると、金沢市の方は驚かれます✨行ったことないからなぁ。という方が大半ですが、中には毎月ドライブにいらっしゃる方も。何があるの?『ようこそ城端へ』の看板には、坂と民謡の町と書かれていますが民謡が常に響いている訳ではないのでちょっと分かりにくい。私は"織物の町"という印象が強いです。移住するまでしらなかったのですが、城端は江戸時代から加賀絹の産地として栄えた町らしく、昔は町の至る所で機織りの音が聞こえたそうです。民謡と同じで今は機織りの音が響くわけではないけれど、織館という織体験が出来る施設があります。布を作る会社も非常に多く、お客様に職業をお尋ねすると繊維関係のお仕事の方の多いこと。それから昔から代々続く、しけ絹を作られているすっごくお洒落な佇まいの松井機業という会社も、当店のすぐ近くに(* ´ ▽ ` *)どうでしょうか?ちょっとは城端がどんなところか想像できましたか?多分代々お住まいの方はもっと文化とか歴史とかお話出来るのだと思いますが、私にはこれが精一杯(笑)でも、あんまり専門的な知識よりもきっと身近に感じやすい………筈です!写真は当店の裏。私のお気に入りの散歩道2017.09.01 23:15
雑貨屋のない町で雑貨屋をはじめた理由おはようございます。アトリエCHINOCOです。今日から9月秋の始まりですね。当店のある城端は9月の敬老の日の前の土日に"むぎや祭"というお祭りがあり、その日はとても賑わいます。本当にどこにこんなに人がいたの?と思うほど(笑)普段は静かで、人もあんまり歩いていない町なんです。あまりにも人が少ないので、たまにちゃんとお客さんくる?とお客様に心配されることも。お店を始める前も、城端で店は無理。せめて砺波市かではじめないと!と言われたものです。でもそんな声に耳をかさず、城端ではじめてみました。城端でお店を始めた理由は大きく3つ①土地勘がなかったから②資金がなかったから③城端に雑貨屋がなかったから改めて書き出すと『なかったから』ばかりですね。①土地勘がなかった昨日の記事でも書きましたが店主、私は京都から引っ越してきました。お店を始めると決意し店舗を探し始めたのは城端に住んで一年もたってない頃。城端の中だけでも知らない場所だらけなのに近隣の町なんてさっぱりです。どのくらい遠いのか。そこはどんな場所なのか。城端よりも良いと言われる理由もわかりません。しかも私は方向音痴の運転嫌いで、毎日通勤で車を走らせるなんて恐ろしいと感じていました。全く知らない場所よりも、綺麗だと感じて移住した町の方が愛着もありました。②資金がなかった長年の夢ではなく、いきなりお店を始めたいと思ったので準備金が一切ありませんでした。お勤めをしていたわけでもないので、大学時代のアルバイトの貯金が少しある程度。普通に考えたらまず店なんてはじめられません。偶然にも市が空き店舗活用事業をしていると知り、城端でお店をもてば助成金が受けられると知りました。資金がなかった私にはもってこいの話!ただの思い付きが現実味をおびた瞬間でした。③城端に雑貨屋がなかったお店を雑貨屋に定めた理由の一番はこれです。私は小さな頃から洋服やアクセサリー、可愛い小物が大好きで暇さえあれば雑貨屋を覗く生活をしていました。しかし移住した先の城端には雑貨屋がなかったのです。これはかなりショックをうけました。可愛い小物がみれない。つらい。そして思ったのです。自分が雑貨屋になれば毎日可愛いものに囲まれて暮らせる!しかも自分好みのものを揃えられます。無いなら作ろう。昔から手を動かすのが好きで、小物作りに夢中になり、料理にはまり、パンを焼いたその感覚で店を作ろうと思い立ちました(笑)それにきっと私と同じで雑貨屋が無くて悲しんでいる女性がたくさんいる筈。その人たちが買い物に来てくれるかもしれない。夢を見始めたら妄想はとまらず、本当にお店が出来て四年半がたちました。まだまだ試行錯誤を繰り返しながら自分の妄想を形にしている途中。少しずつ変わっていくアトリエCHINOCOをどうぞ楽しみに覗いて下さいませ(* ´ ▽ ` *)写真は冬の晴れた日の城端すこし小道に入れば美しい自然が広がっています2017.08.31 23:30
お客様によく聞かれる質問 ベスト3おはようございます。アトリエCHINOCOです。今日はお店でお客様によく聞かれる質問ベスト3のお話。当店の事を少しでも知っていただければ嬉しいです。第三位 ここは元何屋さん?格子の町屋風の建物。店内には大きな冷蔵庫。でも並んでいるのはアクセサリーや布小物に食器など。昔は違うお店だったのかな?と不思議そうに話しているお客様が多いんです。実は当店は元酒屋さん。山田屋酒店という昔の看板も建物の上に残ったまま。店内の吹き抜けの上には酒樽が飾ってあります。棚も箪笥も実は酒屋さんだった当初のまま使わせて頂いているので、古いものと雑貨の組み合わせがいい雰囲気。今では中々手に入らないような漆の箪笥やお酒を並べるための頑丈な太い柱の棚。初めて店舗を見せていただいたときに、雑貨を並べたら絶対素敵!と直感的に感じた自慢の店舗です( *´艸)第二位 富山の方ですか?富山弁ではなく標準語とも少し違う不思議な話し方をする私。ネイティブな富山県民からは違和感があるらしい。実は京都から移住してきました。でもお客様につられて関西弁はどこかへ隠れ、富山弁と標準語と関西弁を混ぜて溶かしたような発音になっているそうです(笑)京都から移住したのは6年前。はじめは全く聞き取れなかった言葉もわかった代わりに関西弁も減ってきましたが、たまーに観光で大阪や京都からいらしたお客様につられて関西弁に戻ることも。第一位 店名の"CHINOCO"の意味は?昨夜の記事"本格的にホームページをはじめてみた"でお話ししていた、当店の名前がよく聞かれる質問第一位です!特に、アトリエCHINOCO(ちのこ)ってお名前ですか?と聞かれることが多く当店は元々山田屋酒店(店主は山田さん)でしたし、近くのお店も岩城さんの イワキ洋菓子店清部さんの きよべ呉服店藤田さんの フジタストア昔ながらのお店が多いからかもしれませんが、みなさんお名前がお店の名前になっています。ではCHINOCOは名前?実は私のあだ名から生まれたキャラクターの名前なんです。見た目が小さくて童顔なので、ちーちゃん、ちのちゃんと呼ばれた学生時代に友人が落書きで描いてくれた女の子がとても可愛くて私のキャラクターになりました。自分らしい作品の並ぶお店にしたい。という思いと、大人になっても子供の頃の可愛いものへの憧れを忘れたくない(大人のための少女小物)というお店のテーマにピッタリだと感じてお店の名前につけました。今ではお客さんやご近所さんにちのこちゃん と呼ばれるようになりました。小さな女の子のちのこ。いろんな方に愛着をもって貰える素敵なキャラクターを生み出してくれた友人に感謝です(*´∀`)♪画像は今年の夏のちのこ当店のDMには必ず登場する看板娘です♪2017.08.30 23:30
ホームページを本格的に始めてみたはじめてみた。というよりはじめようと現在進行形で制作中です。なんのホームページかというと、富山県の山の麓の町、城端でこじんまり営業中の【アトリエCHINOCO】というお店です。アトリエちのこ と読みます。よくキノコ?と聞かれますが、"ちのこ"です。宜しくお願い致します。どんな意味?とよく聞かれるのですがそれはまた別の記事で書くことにして、とりあえずどんなお店かを紹介したいと思います。店の目標は ハンドメイドがもっと身近になるお店テーマは大人のための少女小物大人になっても可愛いものを持ちたいと思う方に喜んでもらえるようなハンドメイド雑貨を中心に取り扱っているショップです。私を含め現在31名の作家の手作り品を扱っています。私自身小さな頃からアクセサリーや雑貨を見るのも作るのも大好きなので、その楽しさを感じてほしい!という思いでお店をはじめました。(なんと城端には雑貨屋さんがなかったのです( ̄□ ̄;)!!)お店に来店されるお客様に手作りを身近に感じてもらうために手芸材料の販売と毎月のワークショップもしています。ですが問題点が一つお店のある城端は山の麓。自然豊かな美しい町ですが、中々これない方も多いらしい。遠いのよねぇ。とよく言われます。そこで思い付いたのがホームページ制作です。全ての作品や材料を掲載することはできないかもしれないけど、少しでもインターネットで買い物が出来るようになればと思いました。今は作家さんに作品を掲載していいですか?と連絡をとっている最中なのでちょっと更新が止まっていますが(笑)10 月オープンを目標にカタカタパソコンと向き合っています。そして驚くべき事に、ホームページをつくりはじめて5日ですでに100ビューアー達成おめでとう!と通知が来ました。どこにもリンクを貼っていないのになぜ、何処から?と驚いております。ちょっと驚きすぎてびびっています(笑)でも、ありがとう!この驚きと嬉しさを糧にして、宣言通りホームページを作りたいと思います。きちんと完成したあかつきには、facebookやInstagramにも掲載致しますね(*^-^)2017.08.29 12:03